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<title>ジュリアン・ソレルの日日これフィールドワーク〈外伝〉</title> 
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<modified>2012-05-08T07:47:33Z</modified> 
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<name>sorel</name> 
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<tagline><![CDATA[出来事は常に、個に問うている。幸福への入口は、どうやら、全くパーソナルな方法で見出されるものらしい。　さて。　どうする？　俺。]]></tagline> 
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<title>オリジナルな１行</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:33Z</modified> 
  <issued>2012-05-08 16:45:45+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2012-05-08">
<![CDATA[
<p>　良い思いつきは、図らずもという時にやってくる。そして、すぐに忘れる。<br />　いいアイディアが思いついたということだけ覚えていて、内容を忘れたということもよくある。<br />　それを惜しむ人は、メモ魔になる。<br />　<br />　あのビートルズのジョン・レノンも、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%AD%90%E4%BE%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>の頃、思いついたことをよくメモしてポケットに入れていたという。<br />　当時、彼の世話をしていた叔母が彼のズボンを<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%B4%97%E6%BF%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">洗濯</a>する時、その紙片を捨てようとしたら、ジョンはこう言ったという。<br />　「それ、僕が将来有名になったら価値が出るから捨てないほうがいいよ。」<br />　自惚れや自信というよりは、その紙切れに書かれていた表現に、彼は、純粋に価値を感じていたのだろう。<br />　　<br />　僕たちは、入れ替わり立ち代わりする思考の断片と共に生きている。<br />　１つの断片が立ち去り、別な１つの断片が中心に来る。<br />　だから忘れるし、忘れたことも忘れる。<br />　ミュージシャンが、良い詞やメロディを思いついたら、すぐに書き付けたり、簡単な録音機材（ルス録や<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%90%BA%E5%B8%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">携帯</a>）に吹き込むというのは、よく聞くところだ。<br />　曲と詞が同時に降りてきて一気に書き上げるということも、まれにあるようだが、おそらく多くは、ふだん思いついた言葉やメロディの断片を敷衍したり、つないだりしているのだろう。<br />　<br />　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スピッツ</a>の草野マサムネの詞は、まさに断片的な光景やエモーションの羅列と言って良いと思う。<br />　彼の作品の多くは、詞全体としての意味の整合性がない。<br />　僕は、それで良いと思うのだ。<br />　歌は、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%B0%8F%E8%AA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">小説</a>ではない。その中に現れる叙景、叙情、物語の描写が、僕たちの情緒を、スマッシュ的に動かせれば良いのだ。<br />　<br />　１行でいい。<br />　贅沢は言わない。<br />　一つの曲に、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">オリジナル</a>で、真実を突いた表現が１行あれば十分だ。<br />　ある時期以降、ＣＤ売り上げベスト10に入るような曲のほぼ全てに、そのような言葉が１行もないように思えるのは、僕だけだろうか。<br />　<br />　たとえば、僕は、草野のこんな詞に惹かれる。<br />　<br />　　壊れながら君を追いかけてく<br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「冷たい頬」　スピッツ）　　　　　<br />　<br />　情緒的な感動は、解釈より先に心に届く。その意味で、能書きはいらないのだが、敢えてその理由を事後的に解いてみよう。<br />　壊れているもの、あるいは壊れつつあるものは、何なのか？<br />　それは、‘自我’であると、僕は表現したい（壊れすぎると、精神疾患ということになるが）。<br />　本当に恋に落ちた時、僕たちは自我（の安定性が）が壊れる。逆に言えば、自分の自我が壊れていくのを感じ取れたら、それは、恋である。<br />　壊れるということ。それは、必ずしも全面的に悪いこととは限らない。<br />　<br />　自我の壊れがもたらす効能がある。<br />　心の解放である。<br />　愛と呼ばれる心境は、おそらくこの解放感の中で生じるのだ。<br />　解放感が癒しをもたらし、それが充足感となる。<br />　僕たちの誰もが<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%81%8B%E6%84%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">恋愛</a>を必要としているのは、それこそが、人に最も平等に与えられた心の快感へのルートだからなのだろう。<br />　<br />　ところで、自我が壊れることが解放をもたらすという事実は、何を意味するのだろうか。<br />　<br />　僕にとって、自我を維持することは、もうそれだけで<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ストレス</a>である。<br />　いつもどことなく不安感や不快感が横たわっているのは、そのためなのだと、僕は思っている。<br />　以前、そんな実感を、詩で綴ってみたことがある。</p><p>　　理性を保つだけでも <br />　　きっと、ストレスたまってる <br />　　首尾よく生きるために <br />　　損しないために <br />　　自我は必要なのに <br /> <br />　　その自我が、苦しみのタネ <br /> <br />　　夢中になって自我を忘れる <br />　　無我夢中 <br />　　おっと待てよ<br />　　そんなことしてたら<br />　　生活の糧を失うかもよ<br />　　大事な人を失うかもよ<br />　　不安になる<br />　　首尾よく生きなきゃ<br />　　安全に生きたいし<br />　　安定を守りたいし <br />　　そのためには<br />　　自我が必要<br />　　でも <br /> <br />　　その自我が、苦しみのタネ<br />　<br />　<br />　僕たちのほとんどの最重要関心事が、恋愛と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">セックス</a>である理由。<br />　それは、‘壊れたい’ということ。<br />　<br />　自我を維持することで、自分の安定を守るか。<br />　それが壊れるにまかせて、解放を得るか。<br />　To be or not to be.<br />　究極を言えば、それは、二者択一なのかもしれない。<br />　<br />　究極の恋愛は、あまりに無防備で危険なので、僕は、壊れた自我を修復することで、二人のつつがない継続を望む。<br />　実際のところ、生きることは、そんなバランスの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プロセス</a>でしかない。<br />　<br />　スピッツの「冷たい頬」を聴きながら、僕は、「壊れながら君を追いかけて」いる瞬間にだけ存在する恋愛を追体験しているのかもしれない。<br />　<br /> </p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p> 　</p><a name="more"></a>
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<title>僕たちの正体</title> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2012-01-30">
<![CDATA[
<p>　‘個’は、自己中心性の過程である。<br />　これが前提。<br />　僕たちは、身体としての個を一定期間以上存続させるために、免疫性という機能を発達させてきた。<br />　たまに、その働きが過剰に作動して、逆に生体自体を死に到らしめるという本末転倒なこともやってしまう。<br />　例えば<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A1%E3%83%90%E3%83%81&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スズメバチ</a>に刺されて死んでしまうような場合、その多くは、致死量を超えた毒液の作用そのものによってではなく、免疫として働く抗体の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アレルギー</a>反応による<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ショック</a>死だ。<br />　‘とにかく外敵を排除するぞ’という、この愚直なまでの徹底性は、まるで任務遂行に余念のない軍隊のようだ。<br />　一つの生体が同一性を持って継続するために、それに変化をもたらす外部者へのこの執拗なまでの排他性は、我々が生きていくうえでの宿命的な前提の機能と言えるだろう。<br />　<br />　この排他性によって支えられる身体と連動して機能している心理（自己<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イメージ</a>）もまた、排他性に支配されてしまうのは自然なことだ。<br />　ここを踏まえなければ、僕たちの言行は、すぐに無自覚な欺瞞となってしまう。<br />　<br />　たとえば民主主義。<br />　これが有益に機能するためには、選挙民にも被選挙民にも、公的な次元の認識（メタセルフ）といういわば‘善性’が求められる。<br />　その善性が‘発現’している人が大多数であれば、多数決を基本とする民主主義は成功するだろう。<br />　残念ながら、そのような前提が、世界のどの国家にも存在していないことは自明である。<br />　つまり、僕たちは、‘無自覚な’自己中心的存在であるままで、民主主義が有益に機能することを望んでいるのだ。<br />　それは、不可能な虚構であり、初歩的な幻想である。<br />　民主主義という<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">システム</a>がもたらしたのは、この身勝手な幻想に過ぎなかった。<br />　僕たちの行為の根拠が、事実ではなく、幻想に則っていたら、個々人も、また社会も不幸に行き着くだろうことは、容易に推測できる。<br />　<br />　前提として自己中心的な存在である僕たちが、公的な次元での有益性を、自己の欲望達成よりも優先させるのは、その方が結果的に、自分個人にとって有益だと認識できた時のみである。<br />　そのために必要なことは、想像力を働かせることだが、僕も含めて大多数の人は、そんなことはしない。<br />　そんなモチベーションは、僕たちの大多数に起きなかったし、今後、少なく見積もっても数千年は起きないだろう。<br />　起こさなければ、半永久的に起きない。<br />　<br />　では、起こすシステムはあるだろうか。<br />　自分の行為の結果を自分が引き受けている事実の確かな実感を得ることが期待できるシステム。<br />　　<br />　これもまた、民主主義である。<br />　但し、その場合の民主主義は、直接民主制でなければならない。<br />　民主主義という思想の真価を本当に問えるのは、国民の総意を確かに反映する直接民主制を実施できた時のみである。<br />　つまり、外交も含めた全ての法案の是非を国民投票で決めるのである。<br />　自分自身の判断の結果を、ほどなくして、自分自身が受けるという事実だけが、結果を引き受ける民主主義国家の市民であるという実感がもたらす。<br />　<br />　僕たちがなんとなく、その優位性を信じている民主主義。<br />　先進国は、良かれと思い、これを世界に啓蒙していこうとするのだが、その過程で次々と問題が噴出し、多くの死者が出る昨今。<br />　そろそろ、この民主主義というものの決着をつけても良いのではないだろうか。<br />　実のところ、その正体を、僕たちの誰も知らないのだ。<br />　直接民主性を実施し、それを<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%B5%A4%E8%A3%B8%E3%80%85&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">赤裸々</a>にして初めて、僕たちは本当に意味で、民主主義国家の市民になり、民主主義が生み出すものを見ることができる。<br />　<br />　当然、これを実施することは、僕たち国民の一人ひとりに相応の勇気を求められるだろう。<br />　なぜなら、民主主義の真価を問うことは、僕たち自身の真価を問うことだから。<br />　実は、誰もそれを問いたくない。<br />　自分が自己中心的な存在に過ぎないことを、深いレベルで知っているから。<br />　果実は欲しいが、責任は負いたくない自己中心的な存在で、ずっといたいから。<br />　僕たちは、僕たちの正体を見たくない。<br />　だから、民主主義をいびつなものにして継続してきたのかもしれない。　<br />　<br />　僕たちは今、見ることでしか変わらないことに対する選択を迫られているのかもしれない。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>&#160;</p><a name="more"></a>
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<title>寓話　ある神のゲーム</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:33Z</modified> 
  <issued>2012-01-23 17:28:32+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2012-01-23">
<![CDATA[
<p>　自らの努力で財を成し、豊かな暮らしをする男がいた。<br />　「頑張る人が報われる社会に生まれて良かった。」<br />　そう言って、彼は、生まれ合わせた社会に感謝した。<br />　ある時、彼は、多くの無気力で貧しい若者たちを見た。<br />　「なぜ、私のように頑張ろうとしないのだ。彼らには、自分たちがどれだけこの社会を悪くしているのか分かっているのだろうか。」と、<br />男は、その存在に苛立ちを覚えた。<br />　たまたま、ある神が、その光景を見つけるや、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ゲーム</a>を思いついた。<br />　<br />　神は、その男の目の前に姿を現し、言った。<br />　「おまえは、この社会を良くしたいのかい？」<br />　「もちろんでございます。でも、そのためには、彼ら無気力な若者に、かつての私のように、もっと頑張ってもらわないと。」<br />　「そうか。では、もし、おまえが彼らと同じ立場にあったら、もっともっと頑張って社会を変えるというのだな。」<br />　「もちろんでございます。見ていてイライラします。」<br />　「では、やってごらん。」<br />　男は、立ち所に若返った。<br />　「再び、若さが得られるとは。」と、男は喜んだ。<br />　「但し、」と、神は言った。<br />　「おまえの心にある理想はそのまま以前と変わらないが、１つだけ、あの若者らと同じ条件を持ってもらう。」<br />　「何でしょうか。」<br />　「おまえの、たまたま持って生まれた商才だ。それを、おまえから取り去った。安いものだ。それ１つだ。」<br />　「ありがとうございます。」と男は答え、意気揚々と去って行った。<br />　<br />　数年が経った。<br />　神々にとっては、さいころを振って、そのさいの目が出るまでの時間だ。<br />　かの男は、貧しい若者となっていた。<br />　以前、男が軽蔑してやまなかった無気力で貧しい若者たちの中にいた。<br />　だが、この男だけ、無気力ではなかった。</p><p>　神が、話しかけた。<br />　「どうだい。社会は変えられたかい？」<br />　「いいえ。変えられませんでした。」<br />　「それは、がっかりだったね。」<br />　男は、嬉しそうに答えた。<br />　「確かに、私は、財を成すことはできませんでした。でも今、彼らと同じ条件で、私が幸福になることは、とても<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">やりがい</a>のある挑戦です。」<br />　神は言った。<br />　「おまえは、おまえ一人分、社会を変えたようだね。」</p><p><br />　　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>４．良心</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:33Z</modified> 
  <issued>2011-12-20 17:11:35+09:00</issued> 
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  <summary type="text/plain"> </summary> 
  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20-1">
<![CDATA[
<p>　確か、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">小学校</a>の高学年の頃だった。<br />　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アスファルト</a>の県道沿いに、水をはけさせるための深さ50センチ程の側溝があった。<br />　その中に浅く水が溜まっていて、水の底に沈殿した泥に紙片らしきものが挟まるように落ちていた。<br />　その時たまたまいっしょにいた近所の遊び仲間が、それを見つけた。<br />　僕が拾い上げたら、それは千円札だった。<br />　その瞬間、それを自分たちのお金として使うことは、既に僕にとって当然のことだった。<br />　何の躊躇も迷いもなかった。<br />　一方、見つけた友だちは、使うのに抵抗や迷いを感じていた。<br />　彼は「どうする？」と聞いてきた。<br />　どうするもこうするもあるか。<br />　この意識の違いが、僕を彼の分け前の比率を決めた。<br />　８：２。<br />　僕は、手にしたお金で、すぐに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プラモデル</a>を買った。<br />　何の躊躇も迷いもなかった。<br />　ある意味、‘自由’だった。<br />　200円の友だちが、それをどうしたのかは覚えていない。<br />　<br />　多くの年つきが流れた。<br />　今、僕は、駅の券売機の釣り銭口に誰かが忘れていった10円玉ですら使えない。<br />　使ってしまったら、他人のお金を使ったというその行為への‘報復’があるといった強迫観念があるからだ。<br />　あの‘千円札拾得事件’のあと、大人に育つまでの多感で何でも信じやすい期間に、たぶん僕には、因果応報、あるいは悪因悪果といった観念が擦り込まれたのだ。<br />　行為や心理に実際的な影響を及ぼす、合理的な根拠のない観念。<br />　まさに脅迫観念だ。<br />　<br />　他人のお金は使わないというこの僕の在り方。これは、少なくとも、純粋な良心によるものではない。<br />　そもそも、‘純粋な良心’というものが、生後に受けたあらゆる意味での<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%95%99%E8%82%B2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">教育</a>効果から<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%8B%AC%E7%AB%8B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">独立</a>して存在しているのかどうか、少なくとも僕には確認できていない。<br />　仮に、それが人間に備わっているものであるとしても、僕の在り方は、それによるものではない。<br />　因果応報。悪因悪果。<br />　僕のあり方は、行為の復讐現象を恐れてのこと。<br />　<br />　待てよ、と僕は考える。<br />　全てが、そうなのではないのか。<br />　僕の行為の何もかもが、良心に基づくものではなく、恐怖に基づくものではないのか。<br />　だったら、まるで、奴隷だ。<br />　奴隷でしかない。<br />　あらゆる行為の根拠が、少なくとも純粋な自由意志でない。<br />　その根底に恐怖があるのなら、あらゆる行為が、（心理的）自由に基づくものではない。<br />　自由のない僕が、本当の良心を見出すことができるだろうか。<br />　教育効果として構築されたものではない良心を。<br />　心理的な奴隷、つまり、損をすること、悪い結果を受けることを、姑息に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E4%BF%9D%E9%99%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">保険</a>をかけるように避けようというする精神には、きっとそれは見出せないだろう。<br />　奴隷である僕に、自由はない。<br />　<br />　皮肉にも、その自由は、あの千円札を使った時にあったのだ。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>３．過去、現在、未来のリアリティ</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-12-20 15:43:58+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20">
<![CDATA[
<p>　「おお、無敵を望む者よ。<br />　　その厚かましい願いによって、悩める者よ。<br />　　過去は、既に存在せず、未来は、未だ存在していない。<br />　　つまり、おまえは、存在していないものに、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">リアリティ</a>を持たせているのだ。<br />　　ここで言う‘リアリティ’とは、自分自身の心身に<br />　　感情的影響力（一喜一憂）があるということだ。<br />　　過去への方向にせよ、未来への方向にせよ、そのリアリティ感は、<br />　　心理的時間の幅がもたらしている。<br />　　おまえは、それを<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BE%AE%E5%88%86&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">微分</a>していく必要がある。<br />　　微分して微分して、その究極という意味での<br />　　現在の（実際の、また唯一の）リアリティを知覚して初めて、<br />　　時間軸とは違う方向（垂直）の軸が立ち現れる。」<br />　　<br />　　<br />　　古典心理学では、人間の行動原理（動機、衝動）において、過去の原因に注目したのがフロイトであり、未来の目的に着目したのがアドラーだった。<br />　　僕は、そのどちらも幻想として看破することを望んだ。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>２．表現が癒し</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-11-11 18:10:30+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-11-11">
<![CDATA[
<p>　実はブログを書くことが癒しになっているんだ。<br />　表現することが、僕を癒す。<br />　そして、僕が表現している相手の最前列に僕がいる。<br />　癒しを求めることは、本能的衝動。<br />　つまり、表現は、本能に根ざしている。<br />　本能。いいね。頼れるバック。<br />　なめるなよ。俺のバックには、本能がいるんだぜ。<br />　<br />　とは言っても。</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><a name="more"></a>
]]> 
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<title>１．無敵になりたい。</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-11-08 15:17:43+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-11-08">
<![CDATA[
<p>　僕はね。<br />　ある時、思ったんだ。<br />　「無敵になりたい。」って。<br />　<br />　幸せには、いつも、‘理由’がある。<br />　だから、僕たちは、その理由に頼って生きている。<br />　頼っているから、それを失うのが、怖い。<br />　<br />　気がついたら、ず～っとず～っと‘理由’の奴隷になっている。<br />　理由は、いつも、僕の外にある。<br />　だから、僕は、理由を探し、理由を追いかけ、理由を待っている。<br />　<br />　もし、僕が、僕の中に‘理由’を見つけられたら。<br />　僕は、無敵の幸せ者になれる。<br />　だから、僕は、思ったんだ。</p><p>　「無敵になりたい。」って。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>他人の責任感に期待する責任なき存在</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-04-23 23:04:39+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-04-23">
<![CDATA[
<p>　原発事故への対応について、政府、東電、原子力の保安院、安全委員会への不満的発言が日増しに増大している。<br />　その不満は、人はこうあるべきという理念に基づくものである。<br />　こういった不満、批判が、現実を良い方向に向かわせる実効性は、どの程度あるのだろう。<br />　最も要となる政府の対応が、問題の解決の本質を無視したものばかりになっているという現象を見れば、それは自ずと分かる。<br />　<br />　不満と期待は、表裏一体で、相補完的である。<br />　期待がなければ、不満も起きない。<br />　この政府には期待できないと言いながら、僕たちの胸に不満が渦巻くのは、僕たちが不可抗力的に、期待することに執着せざるを得ない存在だからだと思われる。<br />　<br />　では、僕たちが無意識に期待している存在とは、どういう存在か。<br />　自利心が弱く、極めて利他的に行動する存在である。<br />　現実問題として、そんな人間が、全人類の何<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">パーセント</a>いるのだろう？<br />　<br />　たとえば、多くの人が、今より収入を増やしたいと思っている。<br />　その人たちのどれだけが、こう願うだろうか。<br />　「私が100万円の収入を得るときは、人に100万円施してからにしたい。」<br />　<br />　もちろん、そんな利他的な人間になろう！と言っているのではない。<br />　仮に、僕がそんな人間であったとしたら、「あなたたちも、僕のようであるべきだ。」とは言わないだろうし、思わないだろう。<br />　たぶん、自分がそんな人間であることに、感謝するだけだろう。<br />　<br />　人に理想を期待することは、少なくとも実効面で、空しい。<br />　期待が、人にもたらすものは、それを演じることでしかない。<br />　不満によっても、理想によっても、他人を変えることはできない、と僕は思っている。<br />　<br />　その人が直接、事実を見て、その本質的理解によって、自分が変わることはあるだろう。<br />　そのようなことで、一人ひとりの自分が変われば、社会は変わるだろう。<br />　<br />　人への不満は、自分への不満からの逃避になる。<br />　僕たちが人に期待する、‘責任感’。<br />　どれだけの人間に、この責任感というものが生じているのだろう。<br />　それが生じる人間にのみ、責任を期待できるのだとしたら。<br />　<br />　僕に、人に期待し不満を持つ時間はあるのだろうか。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>有事が暴いてくれたこと</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-04-17 19:59:57+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-04-17">
<![CDATA[
<p>　３月11日。<br />　あの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%9C%B0%E9%9C%87&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">地震</a>が起きた時、まずは、石原都知事と同じく‘天罰’という言葉が脳裏をよぎった。<br />　石原氏が話した文脈を無視して「天罰」という言葉だけに反応した大<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">マスコミ</a>は、お約束芸だった。<br />　<br />　図らずも高濃度の放射性物質垂れ流し、世界の環境テロ国家となった日本に対して、義憤に燃えたどこかの国の結社が、日本人の普通の市民を大量虐殺したとしても、我々は、その‘国家’に報復する<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%B3%87%E6%A0%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">資格</a>はない。<br />　それが、民主主義国家を自称することの厳しさだ。<br />　仮に、北朝鮮や<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E4%B8%AD%E5%9B%BD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">中国</a>が、彼らの正義と将来の勝算を持って、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>に核ミサイルを撃ち込んでも、我々日本は、相手国に一般市民の虐殺を含んだ報復をすることはできない。<br />　独裁国家の責任は、独裁者にあるからだ。<br />　<br />　菅総理が、ますます失政を重ね、さらに多くの二次災害の被害者を増産したあと、仮に「選んだおまえらに責任がある。」と、半笑いで主張しても、主権者である我々が憤る資格はない。<br />　この国家のどんな悲劇も、一人ひとりが笑って、誰をも恨むことなく、受け入れることができる。<br />　それが、民主主義の美しさだと思う。<br />　<br />　我々日本人は、これからも、おそらく、統治能力のない政治家や、何より利権を大切し、原発推進に燃える代議士たちを、結果的に政界に送り込み続けるのだろう。<br />　悲劇が来た時、考えず、悪者を探し、被害者の立場でのみ非難し、やがて忘れる。<br />　それは愛らしいことのようにも思える。<br />　<br />　できることは、‘私’が正しくあることだけである。<br />　僕は、啓蒙を信じていない。<br />　<br />　天罰は、マスで起きる。<br />　正しくあることで、その個人が天罰から逃れることはできない。<br />　救いは、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%84%A1%E8%B2%AC%E4%BB%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">無責任</a>という悪に加担していないという自覚だけである。<br />　それだけでも、民主主義は、いい。　<br />　<br />　この民主主義国家で、それに参加しない大多数の人たちと、そのことによる次の悲劇までのあいだ、僕は、もっと真剣に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">生きる</a>必要があるようだ。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>演技はここまで</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2011-02-14 16:57:58+09:00</issued> 
  <id>tag:blog.so-net.ne.jp,2012:sorel.32072975</id> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2011-02-14">
<![CDATA[
<span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p style="margin: 0mm 0mm 0pt" class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'"></span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファースト</a>フード店の中、急に彼女の視線が僕から離れ、彼女は言った。<br />　「演技はここまで…。」<br />　周りの女の人たちが、事の異常さにこちらを見た。<br />　それまでの彼女は、僕の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%81%8B%E4%BA%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">恋人</a>のように、自分のことを話していた。<br />　僕は、「終わりだ。」と呟いた。<br />　その意味は、二人の関係性の終わりではなく、僕の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プライド</a>の終わりだった。<br />　これからは、勘違いせず、ただ卑屈に生きていくだけだ。<br />　僕は、絶望と共に歩いた。<br />　夢から覚めた。<br />　僕は、あらゆる意味で、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%81%8B%E6%84%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">恋愛</a>をする<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%B3%87%E6%A0%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">資格</a>がないのだろう。<br />　元々僕は、人を好きになるために生まれてきたのではないような気さえした。</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　</span></p><p><span style="font-family: 'ＭＳ ゴシック'">　　 <span lang="EN-US"></span></span></p><a name="more"></a>
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<title>スマップ中居君をも猛勉強させた池上彰的潮流</title> 
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  <link rel="service.edit" type="application/x.atom+xml" href="http://blog.so-net.ne.jp/atom/blog_id=30196/entry_id=20124209" title="スマップ中居君をも猛勉強させた池上彰的潮流" />
  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2010-04-21 00:27:51+09:00</issued> 
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  <dc:subject></dc:subject> 

<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-04-21">
<![CDATA[
<p>　民主主義が正しく機能するか否かは、一人ひとりの民度にかかっていることは、その思想が考え出された時からの前提である。<br />　日本というこぢんまりした国で、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%95%99%E8%82%B2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">教育</a>水準も高く、しかも<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">インターネット</a>がこれだけ普及すれば、直接民主性も、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">システム</a>として可能な時代に入った。<br />　だが、直接民主性が、いかに危険か、インテリでなくとも、ある程度の想像力のある人なら分かる。<br />　細かな社会政策なら、やってみなければ分からないという面が多々ある。<br />　よかれと思って行った立法が、うまく機能しない場合もあるし、あらかじめ悪く働く可能性を心配していたが、やってみたら杞憂に終わることもある。<br />　しかし、憲法の内容や国防のあり方など、重要な案件に関しての決定に際しては、民度の確かさが抜き差しならない重要性を持つ。<br />　<br />　民度を上げる。<br />　基本の基本のこと。それこそが、絶望的に難しい。<br />　最も単純なことが、最も難しい。<br />　それは、芸事、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%81%B7%E4%BA%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">職人</a>芸といったあらゆる文化的行為に通じることでもある。<br />　<br />　最近、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>で池上彰がクローズアップされている。<br />　彼は、今、日本で、いちばん尊い仕事を担っているのかもしれない。<br />　それは、社会的、あるいは政治的リテラシーの底上げという、民度の向上のために最も重要なのに、実効性が伴いにくい最も骨の折れる作業だからだ。<br />　<br />　彼が役割として、それが成せているのは、国民一人ひとりの現実的不安が一定レベルを超えた今だから可能なのだろう。<br />　10年前だと、折々の社会問題に関して、基本的な用語の説明や、起きていることの意味を解説するといった番組が視聴率を取れたかどうかは怪しい。<br />　<br />　今、日本に希望があるとしたら、池上氏を起用するテレビ番組を、国民が、ある程度の視聴率という形で支えているという事実だろう。<br />　民主主義国家の成功は、それが代議制であっても、一人ひとりの参加意識にかかっていることには変わりない。<br />　　<br />　先日、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スマップ</a>の中居君司会の政治解説番組（補佐に池上氏が据えられていた）を見た時、改めて、この日本は、世界的な視野から見て、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ユニーク</a>で尊い国なのだなと思えた。<br />　やや差別的表現だが、ナイーブな女<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%AD%90%E4%BE%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>の象徴のような柳原可奈子が、「そういうことだったのかぁ。」と納得の大声を上げている光景は感動的ですらあった。</p><p>　社会で起きていることの意味を知りたい人が多くいるという事実は、その社会、あるいは国家の資質を示していると言っても良いだろう。<br />　そんな資質が日本人にあったことは、正直、僕にとって、いささか嬉しい誤算である。<br />　<br />　お人好しで、自虐ネタが好き。そんな日本人に苛立つこともしばしばだが、上記のような状況を見て、この日本という国は、生まれ育った<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%9C%9F%E5%9C%B0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">土地</a>だからという根拠だけではない愛国心を持ち得る国である、という思いを新たにした。<br />　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
]]> 
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<title>貴重な安心感</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2010-04-18 03:49:17+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-04-18-3">
<![CDATA[
<p>　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シンクロニシティ</a>的な現象に逢うと、そのときの行為に意味があり、今、‘おまえ’はこれで良いのだという<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%8A%B1%E3%81%BE%E3%81%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">励まし</a>を受けたような気になる。<br />　<br />　先日、ある<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%96%87%E5%BA%AB%E6%9C%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">文庫本</a>を読んでいた。本の著者は、元<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">エンジニア</a>で、かつて<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">カリフォルニア</a>州のいわゆる<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シリコン</a>バレーと呼ばれる地域に住んでいた人だ。<br />　気候が１年を通じて素晴らしく、そこに雰囲気の自由さも加わり、日本では全く得がたい環境であるという記述があった。<br />　<br />　翌々日、仕事で、ある経済誌を読んでいたら、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">グーグル</a>のことについての特集記事があった。<br />　グーグル本社は、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シリコンバレー</a>にあり、そこの社員は、非常に自由な仕事環境の中で働いており、時々気分転換にカリフォルニアの爽やかな気候下の公園に出かけているというキャプションに出合った。<br />　<br />　それだけの偶然だが、何となく元気づけられた気分になった。<br />　前にも書いたが、自分という個体と外界としての世界で起きていることは、互いに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%8B%AC%E7%AB%8B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">独立</a>して進行しているように見えるが、実は、何らかの原理で直接繋がっているという感覚とでも言おうか。<br />　特に僕のような孤独な人間は、そんな出来事から、貴重な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%AE%89%E5%BF%83%E6%84%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">安心感</a>を得るのだ。<br />　まぁ、ほっとけば一日で忘れてしまうような体験なので、その記憶がまだあたたかいうちに記してみた。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>図書館で、おっ！</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2010-04-18 02:52:46+09:00</issued> 
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<![CDATA[
<p>　用事で外に出掛ける前に少し時間が空いたので、ユーチューブから<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ダウンロード</a>しておいた<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テレビ</a>番組『博士の異常な鼎談』の最新の放送分を見ることにした。<br />　ゲストは、佐々木俊尚と書いてある。<br />　知らない。<br />　トーク番組のような比較的、画像より情報内容そのものが重要な時は、僕は、だいたい<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%90%BA%E5%B8%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">携帯</a>に移して、乗り物の中や<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">レストラン</a>での食事中に見る。<br />　この時は、たまたま家で、佐々木何某とやらがゲストになっているその番組を見た。<br />　「ああ、この人だったか。」と思った。<br />　以前、ネット配信番組の『マル激闘魂ディマンド』に、ゲストで出ていた人だ。<br />　途中まで見て、出掛けた。<br />　<br />　数日前に図書館から、予約していた本が届いたという通知メールが入っていたので、それを取りに行った。<br />　図書館に届いている本の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タイトル</a>は、その通知メールの文には入っていない。<br />　僕は常に、予約できる枠いっぱい（10冊）に本を予約しているので、通知が来ても、届いたのはどの本なのか、さらに言えば何を予約したのかも忘れていることが多い。<br />　<br />　図書館で、本を受け取った。<br />　佐々木俊尚氏の本『2011年　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%96%B0%E8%81%9E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">新聞</a>・テレビ消滅』だった。</p><p>&#160;</p><p>&#160;</p><p> 　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>ア・デイ・イン・ザ・ライフ ── 不条理への構え──</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:34Z</modified> 
  <issued>2010-04-18 01:44:27+09:00</issued> 
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<![CDATA[
<p>　会社に行くバスの中で、町山智浩と宇多丸の、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>評についての論争を聴いていた。<br />　町山は、柔らかい口調で、ときどきケラッケラッと無邪気に笑いながら、宇多丸のある映画についての批評を、具体的根拠を示しながら明快な論理でビシビシと非難していた。<br />　口調の柔らかさと内容の厳しさの裏腹さが、またスリリングで、思わず、僕は、バスの中で人目を忘れてニヤニヤと笑っていた。<br />　論争の内容や対立点は、僕にとって、さほど意味はなかった。<br />　それより何より、論争の最後の方で町山が言った言葉が、あまりに僕にとってタイムリーだったことが、僕に驚きと感慨深さを生んだ。<br />　<br />　個人が、不条理な状況に遭遇した時に取る行動として、次の３つくらいのパターンがあると、町山は言う（と言っても、町山が自分の普段考えている思想として言ったわけではなく、論争のネタになっている映画のテーマと自分個人の関係性を述べる際に、たまたま便宜的に前提を置いたに過ぎないのだが）。<br />　例えば、自分の所属している集団が最悪に思えた時、<br />　①そこに留まり、その中で、自分にできる最良のことをやる<br />　②見切りをつけ、そこを放棄して、別の場所に行く<br />　③思考停止して、そこの場所に留まり、唯、適応していく<br />　町山は、どれが正解ということはないと断った上で、自分は、間違いなく①を選ぶし、実際に、そうしてきたと言った。<br />　その時、町山の念頭にあった最悪の集団とは、以前、彼が勤めていた会社（恐らく宝島社）である。<br />　<br />　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">サラリーマン</a>が会社の中でぶつかる不条理。これは、あるいは、一般論を語る最大公約数として取り上げても良いくらい、よくあることなのかもしれない。<br />　凡庸な一<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社会人</a>である僕は、そんな不条理が引き起こす葛藤的心理の真っ直中にいた。<br />　そして、町山の言葉を聴いた瞬間、僕は、実際に元気づけられた。<br />　人の言葉に元気づけられることは、僕にとって記憶にないほど久しぶりのことだった。<br />　確かに、ストンと癒されたのだ。<br />　この偶然のタイムリーさを、僕は、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シンクロニシティ</a>と位置づけた。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』　15．世にも空しい話し合い</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-04-04 20:30:54+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-04-04">
<![CDATA[
<p>　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>との話し合いは、大半が先日のミスについてだった。<br />　そこは、不幸中の幸いだった。<br />　どうやら、何としても、僕を、すぐに‘蟹工船’現場に入れてやろうという意思は、今はないようだ。<br />　先日のミスに関する瀬崎社長の見解は、予想内を、びた一文出ない内容だった。<br />　‘千の核ミサイル’の内、一人で迎撃できなかった１発や２発の取りこぼしを、後衛部隊が３人、４人で迎撃したら、その事実が、そのまま、後衛部隊の能力が完全に前衛を上回ることを意味するという極めて幼稚な短絡を根拠にした話である。<br />　「同じ人間なのに、なぜ、できないんだ。」とまで堂々とのたまう。　<br />　<br />　反論する気を十分に失わせる言い分だ。<br />　<br />　五十音から、あるいは、足し算、引き算から説明する気力はないし、そうしても、これまでの経験から察して、その説明の過程で、さらに、僕への悪意を深めるだけだろう。<br />　この恐ろしく低い理解力、認識能力で、取引会社とまともな交渉ができるはずもない。<br />　<br />　以前、新しい仕事の依頼を受けて、その内容と条件の交渉に行く直前に、瀬崎社長と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タクシー</a>に乗り合わせたことがある。<br />　その時、社長は、不安そうな声で、こう言っていたのだ。<br />　「いくら、もらえるかなぁ。」<br />　こちらのスタッフのスキル・レベルに応じた適正料金の認識がないばかりか、そういう発想自体がない。<br />　つまりは、瀬崎社長がする交渉には、相手の言い値しか存在しないのだ。<br />　<br />　昨日、今日始めた会社ではない。<br />　売る側が適正価格を把握していないどころか、提示する金額もその根拠もない。<br />　提示した上で、結果的に、こちらで算出した常識内での適正価格を下回った料金での契約になったとしても、その過程の認識──つまり、適正価格より安くしてもらっているという負い目──は、先方に残る。<br />　<br />　実は、今、僕が入っている‘千の核ミサイル’を迎撃する仕事が、その時の、つまり瀬崎社長が相手の言い値を只、奴隷的に受け入れた仕事である。<br />　僕の経験と、僕の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">事務所</a>に蓄積された資料から鑑みると、その料金価格は、適正価格の２／３くらいである。<br />　交渉時に、一般的な、あるいは、こちらのデータに基づく客観的な適正価格を示していないので、先方の会社は、それを適正価格だと思っている。先方の会社にも、要求しているスキルに、どれだけコストがかかるものなのかという認識がなかったのである。<br />　先方の依頼会社が、今、多かれ少なかれ、こちらのスキル・レベルに不満を募らせているとしたら、適正価格の２／３しか払っていない事実を知らないからとも言える。<br />　相手が、その価格で喜んで売っているんだから、商品の品質については、厳しく言わせてもらうぜ、というのは、当然と言えば当然の論理である。<br />　誰だって、どんな買い手だって、商品が少しでも安いに越したことはない。たとえ、交渉相手がバカだと分かっても、支払う側は、コストを極限まで落とすのが責務である。<br />　<br />　瀬崎社長のよくする話によれば、（いろいろな意味で勘違いをしている）先方の担当課長が、後衛部隊の長・島村を、ミスが出る度ごとに（つまりは、後衛部隊が、前衛の打ち損じを迎撃した事実を知ると）叱りつけているというのだ。<br />　瀬崎社長の妄想じゃないのかと、やや疑っているところだが、本当に、気合いだけを作戦成功の根拠にしているぼんくら伍長なのかもしれない。<br />　それに震え上がってか、仕事を切られるかもしれない恐怖に駆られてか、島村は、その愚劣な勘違いからくる<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">クレーム</a>の内容（つまり、千の核ミサイルを一人の前衛が全て迎撃して当然であるということ、そのために十分な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%A0%B1%E9%85%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">報酬</a>を支払っていること）を、心から受け入れているようだ。<br />　先方のぼんくら伍長、いや、担当課長が本当に怒るべき相手は、前衛部隊の長である俺じゃないのか。<br />　不思議なことに、そのぼんくら伍長は、一度も、僕のところに文句を言ってきたことはない。<br />　<br />　今回の社長との話し合い。<br />　相手に初歩的な理解が期待できないという厳然たる事実を前にして、僕は、間違った認識を前提とした答えで、その場を収めざるを得なかった。<br />　「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバイト</a>の江藤は外します。もう一度、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">チャンス</a>を下さい。」と。<br />　僕は、嘘をついている。<br />　江藤を外すことは、中長期的に見て明らかに間違いだし、既に、この前衛の現場で、僕がやれていること以上のことは存在し得ない。<br />　社長は、答えた。<br />　「ソレル君の‘チャンスを下さい’という言葉がなかったら、先方に切られる前に、こちらで、迎撃の得意な奴にすげ替えるしかないと思っていた。」と。<br />　バカバカしい。<br />　たぶん、ありきたりの不条理。<br />　そして、いつまで経っても、それを前提にできない僕がいる。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』 14．このﾀｲﾐﾝｸﾞだから思い出した北池のこと</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-03-31 04:12:37+09:00</issued> 
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<![CDATA[
<p>　とにかく、‘蟹工船の糞壺’には入りたくない （『無気力一代男日記』　13．）。<br />　結局、僕のこの嫌な感情の源泉は、そこにある。<br />　胸の苦しさは、昔の片思いの時と同じだ。<br />　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BF%83%E8%87%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">心臓</a>の負担に、差別はないようだ。　<br />　<br />　以前から僕の管理下にある北池という<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバイト</a>・スタッフがいる。<br />　スキル能力が低く、基礎学力、判断能力も、残念ながら平均より劣る奴だ。<br />　半年ほど前、その彼がドジを踏んで、入る現場がなくなった時、‘蟹工船’の現場に研修として入ったことがある。<br />　１週間で追い払われた。<br />　帰り際に「もう明日から来なくていいよ。」と言われたらしい。<br />　追い払ったのは、島村の相棒・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%B7%9D%E5%8F%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">川口</a>。彼も数少ない<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%AD%A3%E7%A4%BE%E5%93%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">正社員</a>の一人だ。<br />　川口は、感情的にも、北池を嫌ったようだ。<br />　「あいつ、何しゃべってんのか分かんねーよ。」と言っていたことを、当時、島村から聞いた。<br />　北池は、やや吃音の気がある。萎縮すると、それがひどくなるのだ。<br />　彼が、即戦力としてかなり厳しいことは、予測していた。<br />　だが、１週間で放り出すというのは、どうなんだろう、と思った。<br />　<br />　僕は、これまで、北池がドジをする度に、北池の入った先方の部署責任者と話し合ってきた。<br />　北池のスキルは、この段階まで（逆に言えば、ここまではできる）だが、当日の急な発注にも対応できるといった先方にとってのメリットと併せて考えてもらい、以降、数年間、その現場への勤務を継続させることができた（結局、決定的なドジをやらかして、そこを辞めざるを得なくなったが）。<br />　現在、週に２日ほど、北池は、また別の会社に作業者として入っている。<br />　そこでも何度か危機があったが、そこの現場責任者と密にやり取りをして、無碍に彼を切れないように取り計らってきた。<br />　幸いなことに、その現場責任者は、彼の生活状況すら気にかけてくれている。<br />　<br />　僕と、島村や川口とは、ずいぶんと<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">やり方</a>、考え方に違いがあるようだ。<br />　正直、北池を、特に助けようという気持ちが僕にあるわけではない。<br />　だが、少なくとも、僕のやり方で、何年にもわたって、北池の存在が会社に収益をもたらしているし、北池も、それで<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%B5%A6%E4%B8%8E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">給与</a>を得ている。<br />　自分の思うような働きをしないからといって、すぐに切ったら、その時点で、会社への収益は０である。ずっと０である。<br />　どうやら、瀬崎<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>には、そういう視点はないようだ。<br />　無理もないのかもしれない。<br />　瀬崎社長が現在、一作業員として入っている島村や川口の現場──実は、社長になる以前に、立ち上げの時から入っていた──からしか、彼は、ものが見えていないのだから （『無気力一代男日記』　12．）。<br />　<br />　<br />　話し合いは、午後１だと思っていたが、もう２時近くだ。<br />　嗚呼、社長の都合で、今日の話し合い、なくなれ！<br />　電話よ、鳴るな。<br />　そんな祈りも空しく、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BC%98%E5%89%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">弘前</a>専務からの電話が入った。<br />　「瀬崎さんが着いたんで、こっちへ来てくれ。」<br />　やれやれ。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』　13．恐怖による苦痛にアガく心</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-03-29 04:57:47+09:00</issued> 
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<![CDATA[
<p>　今、僕の心は、恐怖から来る憂鬱さに支配されている。<br />　要求されている内容と会社への<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%A0%B1%E9%85%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">報酬</a>が恐ろしく合わない不条理な現場 （『無気力一代男日記　5．』）。そして、そこのスタッフたちの、あのゾンビのように無表情な顔つき。<br />　彼らを侮辱するつもりも、また、僕にその<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%B3%87%E6%A0%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">資格</a>もないが、僕にとって、あの現場は『蟹工船』の糞壺なのだ。<br />　ややドぎつい表現になってしまうのは、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BC%98%E5%89%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">弘前</a>専務が来てから、ずーっと続いているこの巨大な憂鬱さのせいだろう。<br />　抗い難い感情だ。<br />　<br />　そして、理性は言う。<br />　嗚呼、だが、そんな日が来ることは、何年も前から予想がついていたことだ。<br />　僕は、この数年、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%AD%A3%E7%A4%BE%E5%93%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">正社員</a>の身分にあって、ほとんど不労所得のような給料をもらいながらの有り余るモラトリアム期間を、どう過ごしてきたのだろう。<br />　僕は、自分の持ち前の怠惰さの前に、全くの無力だった。<br />　運命は、長いスコレを与えてくれた。<br />　その中にあって、事実、僕は、何もしなかったのだ。<br />　僕の中の凡庸な良識が言う。<br />　瀬崎<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>からどんな指令があっても、おまえに、それを不服とする資格はない、と。<br />　あえて、その良識さえ度外視して、エゴイスティックに僕の個人的人生の戦略として考えても、僕は、自ら、それをしくじったのだ。<br />　<br />　それでも、僕の感情は、アガかずにはいられない。<br />　国民全体の利益より、真っ先に自分の既得権益を守ろうとするあの官僚たちのように。<br />　どんな理屈も、どんな教えも無力である。<br />　このアガき──僕の中の恐怖への反応──は、誰にも止められない。<br />　僕は、この苦痛を終わらせるものを自ら見出すほかないのだ。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』　12．不気味な通達</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-03-29 01:34:42+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-03-29">
<![CDATA[
<p>　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BC%98%E5%89%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">弘前</a>専務の話は、先日の僕（と僕が選任した<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバイト</a>）のミスについてだけではなかった。<br />　来週に火曜に、瀬崎<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>から話があるから、本社に来るようにという通達を、弘前は話の最後に付け加えるように言った。<br />　いつもの姑息な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">やり方</a>だ。<br />　最も<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シリアス</a>な通達は、ついでのように付け加える。<br />　僕にとっての重要な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ポイント</a>は、ここにあると見た。<br />　<br />　来週火曜、僕と瀬崎社長との話し合いが既に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">セット</a>されている。<br />　<br />　自分が経営的に無能であるということは、瀬崎社長も、さすがに自覚している。<br />　社長の身でありながら、現在、週に数日、現業に従事せざるを得ないのは、その意味が大きい。<br />　現業から離れたら、全く何もやっていないことに等しくなる。現に、数年前までは、そんな状態だった。<br />　僕が、スタッフの振り分け、指示、先方の依頼内容や予定の調整などで腐心していた頃、彼は、昼間から<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">パチンコ</a>をしていた。やるべきことは山ほどあるはずなのだが、社長として具体的に何をして良いか分からないからだ。<br />　たまに、先方から会社に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">クレーム</a>が入ったら、その内容を把握しようとせず、只、一方的に謝罪するのみである。<br />　そこを利用されれば、先方との契約内容は、こちらにとって徐々に不利なものになる。早く言えば、こちらの付加価値を、極限まで安く買い叩かれるということだ。相手にその気がなくても、実際的な対策を立てることに無関心であることが露呈することによって、会社自体の信用を失う。<br />　そんなスパイラルの過程で、事務所の広さも、スタッフの数も減っていった。今や、せっかく新しい仕事の依頼が入っても、スタッフがいないので請けられないという有様だ。<br />　　<br />　だが、社長は社長だ。権限は持っている。<br />　自分が、現在従事している現業を拒否することはできる。<br />　最近、数少ない<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%AD%A3%E7%A4%BE%E5%93%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">正社員</a>である僕の現業が、２日になった。実質は１日半だ。<br />　瀬崎社長は、ここをチャンスと見て、自分の現業の部分を、僕に押しつけようという腹なのだろう。<br />　権限だけを考えれば、それは可能である。<br />　以前、社長を目の前でバカ呼ばわりして、すぐ様、クビにされたスタッフがいたという。バカ呼ばわりは、さすがにマズいが、そのスタッフの主張自体は正論だったようだ。<br />　<br />　以前から、工場での現業に入ってくれないかという打診は受けてきた。もちろん、瀬崎社長が入りたくないからだ。<br />　その都度、僕は、それを曖昧にして、実質、拒否してきた。<br />　いろいろな理由で、僕自身、この現場には入りたくなかったし、これまでは、その打診を何とか跳ね返すだけのスケジュール的理由があった。　<br />　一月前、その客観的理由が極めて希薄になった （『無気力一代男日記　1．』。<br />　そこで僕は、軸足を、もう一つの現場に移す形を作り、スケジュールを埋める形を作った （『無気力一代男日記　5．』）。<br />　一応、細工は流々のつもりでいたが、少し甘かったのかもしれない。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』　11．絵空事の達観に逃避する僕の欺瞞か</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-03-28 15:01:28+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-03-28">
<![CDATA[
<p>　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%BC%98%E5%89%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">弘前</a>専務が、事務所に来た。<br />　先日のミスについての話だ。<br />　例によって、やはり、瀬崎<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>が先方に仕事を切られることを恐れているようだ。<br />　普通に考えれば、千の核ミサイルを前衛、後衛の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">トータル</a>力で全て打ち落とせば良いはずである （『無気力一代男日記』　10）。<br />　だが、我々を傭兵として雇っている先方の会社の認識としては、後衛の本来の仕事は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ミサイル</a>を打ち落とすことではなく、軍事施設の整備だという。つまり、後衛部隊の迎撃は、念のための付帯業務なのである。よって、彼らが核ミサイルを１本でも迎撃せざるを得ないことがあったら、結果的に着弾を防いだとしても、それは、我々傭兵会社の任務不履行となるという考え方だ。<br />　そして、その責任は、全て前衛部隊（ ん？　俺じゃん！）ということになる。<br />　だが現実問題として、千のミサイルの全てを、前衛部隊だけで打ち落とすのは、不可能なのである。それは、航空会社が、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">航空機</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E8%A3%BD%E9%80%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">製造</a>会社に、絶対に落ちない飛行機を造ってくれという<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E6%B3%A8%E6%96%87&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">注文</a>と同じレベルの要求なのだ。<br />　注文自体に問題があることをまず認識すべきであるということを、この任務の構造の次元から俯瞰して、これまでのデータと併せて、分かりやすく説明したが、弘前専務は、こちらが説明する前と同じ内容の言葉を繰り返すのみだった。<br />　どうやら話が理解できなかったらしい。<br />　さらに言えば、自分が理解できなかったことすら理解できなかったようだ。<br />　<br />　僕は、爽やかな絶望と共に答えた。<br />　「分かりました。より真剣に任務に向かい、全ての核ミサイルを迎撃するように頑張ります。」と。<br />　考えてみれば、バカが自分をバカだと認識できれば、その人は、もはや本質的な意味において、バカではない。<br />　弘前専務の‘バカ’は、おそらく生涯にわたるのだろう。100<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">パーセント</a>断言はできないが、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%AB%B6%E9%A6%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">競馬</a>のレース予想に例えれば、相当に堅い本命である。<br />　<br />　正しいことが、その正しさゆえに、常に採用されるなら、あるいは、世界は止まってしまうのかもしれない。<br />　神は、正しさは、正しさそのものに、あるいは正しいがゆえに、それが力を持つというふうに、単純に、この世界を創造りたもうていない。<br />　「正義の味方」という言葉があるように、正義そのものに力はない。たまたま、正義に味方するのが強者だったら、それが遂行されるということに過ぎない。<br />　例えば「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ウルトラマン</a>」的な存在が発想されるのは、そこが前提になっているのだ。<br />　そんな事実による悲劇は、あらゆるレベルで普通に存在する。まるで必要なんだと言わんばかりに、当然の如く、この世界には織り込まれている。<br />　この厳然とした事実によって最も深刻な悲劇となるのは、たぶん政治、取り分け、国政の次元なのかもしれない。<br />　本質的に同じ問題が、あらゆるレイヤーに存在し、僕は、僕のレベルで闘っているわけだが、各層の闘いのトータルが、今の世界全体の姿の顕れなのだろう。<br />　<br />　レベルの高低、格差は、厳然として存在するが、もし、神がお創造りたもうたこの世界の状態、あるいは形成への影響の度合いが、全ての人たちに平等だったら…。<br />　一人ひとりの人間それぞれに、生きる価値が平等にあるということになる。<br />　僕のような無気力一代男にも。また、僕のエゴから見て、僕の心への残酷な加害者に映る弘前専務や瀬崎社長にも。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><a name="more"></a>
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<title>『無気力一代男日記』　10．千の核ミサイルを迎撃する</title> 
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  <modified>2012-05-08T07:47:35Z</modified> 
  <issued>2010-03-26 04:28:10+09:00</issued> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://sorel.blog.so-net.ne.jp/2010-03-26-1">
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<p>　スキルには、ある程度の自信があった（『無気力一代男日記』　8．もう一つの仕掛け）。<br />　今日、その僕が、ミスを指摘された。そのミスで実害が出る前に、後工程（社員・島村が仕切るチーム）のメンバーがフォローした形になった。<br />　先方の担当課長が不快感を示したという。島村の現場に加わっている瀬崎<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E7%A4%BE%E9%95%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">社長</a>は、その課長に、うちの仕事が切られはしないかと常にビクビクしている。特にこういうことがあると、その恐怖の感情が増幅し、苛立ちを僕に向けてくるというのが前々からのお決まりパターンだ。<br />　島村は、喜々として、僕と、僕の管理下にある江藤──今月から水曜の作業に僕がねじ込んだ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバイト</a>だ──のミスの内容説明をしに来た。<br />　僕のミスは、先方の担当課長に報告され、江藤のミスは、あまりに深刻なミスなので隠してあるという。<br />　先方の評価的には、僕のほうが劣等生ということになっている。<br />　やれやれ。皮肉な話だ。<br />　江藤のドジをある程度予測して、その前提で段取りを考えていたら、「お、おれかい！」みたいな……。落とし穴が、僕の後ろにあったというわけだ。<br />　<br />　しかし、今回の僕のミス。<br />　不注意と言えば、それまでだが、正直、あまり自分自身への反省の気持ちは湧いてこなかった。<br />　というのも、僕の場合、結果としてミスが出ないよう、自分の適性、欠点に応じた独自の作業<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">システム</a>を既に確立している。つまり、今、このシステムに則ること以上に加えられる客観的方法はないのだ。<br />　システムを信じすぎて、それに、安易に乗っかっただけになってしまったことが問題だったのだろうか。<br />　だが、そもそもは、常にミスをする恐怖を持ちながら作業をするのが嫌だから、‘それに乗っかっていれば大丈夫！’というシステムを、僕は作ったのだ。<br />　作業中の全ての時間に集中することは、どんな人間にも不可能である。それを踏まえて尚、作業内容を結果として確かなものにするのがシステムであり、それは、必要以上に神経をすり減らさないための知恵でもある。<br />　今回も、そのシステム通り、愚直に実行した。それだけのことだ。<br />　<br />　もともと、この作業は、譬えて言えば、毎回、千の核ミサイルを全て迎撃するという仕事である。<br />　それを、前衛の我々が、たまに１、２発見逃した場合、後方部隊（つまり島村チーム）が迎撃して、当社として事なきを得るという構造なのだが、奇妙なことに、島村はそういったことがある度毎に、鬼の首を取ったように、こちらの見逃しを非難してくるのだ。<br />　彼らは、こちらが逃したものをフォローしているのだから、自分たちのほうが格段に優れているのだと、本気で思い込んでいるようなのだ。<br />　その前に、ほとんど全て、俺が既に打ち落としているんだよ。<br />　彼らは──残念ながら社長も含めて──、全体の構造を見て想像することがまるでできない、とんだ朝三暮四野郎たちなのである。<br />　<br />　嗚呼、とりあえず空しい。<br />　どんな正しい理屈も、相手が理解できなければ、その相手にとっては、無きに等しい。<br />　だから、こちらがバカ主張を完璧に反駁、論破しても、その相手は、相変わらず元の愚かしい論理を、自信満々に、しばしば正義感に燃えた怒りを伴って、永遠に主張し続けることができるのだ。<br />　知は力なり（Ｆ．<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ベーコン</a>）。<br />　自然法則に対してはそうかもしれないが、人間については、しばしば「愚か者は強者なり」というわけだ。<br />　<br />　泣き言を言っていても、事態は変わらない。<br />　当面は、千発全て迎撃し続けるしかないのだ。<br />　僕が確立したシステムで、ここは、淡々とやり続けるしかないだろう。<br />　<br />　愚か者も、凶悪犯罪者も含めて、世界。<br />　それを不満に思ったり悲しんだりするのは、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sorel:000226578137&k=%E5%AD%90%E4%BE%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>っぽさであり、甘えでしかない。<br />　それは事実、前提であり、それを心から踏まえなければ、その個人の人生は失敗に終わるというだけの話である。</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　</p><p>　　</p><a name="more"></a>
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