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出かければ場違い ─僕と‘外’の関係─ ブログトップ
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キャバクラ大作戦!① [出かければ場違い ─僕と‘外’の関係─]

2005年04月01日

僕は、人へのサービス精神が極端に乏しい。
その一例として、他人といて、沈黙が起きても全然あせらない。
無責任に(?!)沈黙の状態にまかせてるんだ。
人見知り? OK! 気詰まり? OK! どうよ、これ。
そこで、好奇心が湧いた。そんな僕が、こんな試みをしたらどうかって。
健全な、お話を楽しむキャバクラに行って、立ち替わる女の子に5秒以上の沈黙を絶対に空けずに、しゃべり続ける。しかも常に受ける言葉を探しながらだ。本来サービスするのは相手なのに、僕の方がホスト気分で当たるっていうわけだ。
なんていうかさ、「変わりたい」というより、好奇心だな。こういう、敢えて反自分的なことをしたら、人ってどうなるのかっていうね。

人って、変わるのかね。 僕にとって、
人生は、大いなる実験の場でさ。実験台は、僕 (っていうか、しかいない)。

それじゃ、スカイダイビングの心境で、
行ってきま~す。


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苦痛が開示するもの [出かければ場違い ─僕と‘外’の関係─]

 個は、錯覚する。
 しかし、自然法則(諸法)は錯覚しない。
 個は物語を作り、その中に生きる。事実というテニスボールが、個に当たる時、その表面には自我という壁があり、その跳ね方を、個は知覚として認識する。個性とは、自我のデコボコが作り出す独自の模様である。
 よって多くの場合、テニスボールの入射角と反射角は一致しない。自我がある限り、入射角(事実)を正確に把握することはできない。そして僕たちは、反射角の集大成で事実の物語を作っているのだ。たとえば、私はこうである、貴方はそうである、というように。
 物語=事実。この信仰は、個(正確には‘私’)にとって最も重要な信仰である。僕たちは、この物語を守るために、無意識に、素材(反射角で得たデータ)を取捨選択するのだ。
 僕たちは自我の要請を前提にして、事実認識を構築している。また、その素材への解釈を以って事実にせまろうとしている。そんなことが可能だろうか。
 自我の希望に基づいて作られた物語は、錯覚による幻想を維持するのみだろう。
 そこを脱出するには、反自我的行為が必要である。自我に沿うことは快楽であり、自我に反することは苦痛である。
 何が、反自我的行為を意図するのだろう。自我かもしれない。あるいは、自我の自己保存欲求からくるものではない、もっと根本的な‘苦’に触発された何らかの精神作用かもしれない。
 心理的苦痛が起きる時、あるいは、それに飛び込む時に精神に起きる現象を自我(思惟、解釈)から離れて観察し、感じること。それしか、事実を発見する方法はないのではないか。
 だから僕は、淡々と、自我が抵抗するところに飛び込んでみようと思った。


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キャバクラ大作戦!② [出かければ場違い ─僕と‘外’の関係─]

2005年05月03日

 僕は、こういう店のシステムを何も知らなかった。どうやら、指名していなければ、15分か20分おきに女の子が入れ替わるようだ。もし指名していたら、その子が空いていればすぐ付いてくれるが、他の指名客に付いていたら、その間、別の女の子がつなぎ(店の子はヘルプと呼んでいた)として付く。指名の子が自分に付いてからも、他に指名が入れば中座して移っていく。そんな基本パターンを少しずつ学んだ。

 いちばん強く印象に残った子は、未紀だった。
 と言っても、良い意味でではない。
 未紀は、僕と接している時、ほとんど笑うことがなかった。普通に関心が持てない相手と話さざるを得ない時の表情なのだ。その事実が、僕に、定番の傷つきをもたらした。  他の女の子は、押しなべて、僕を勘違いさせて気分よくさせてくれる。金を払うことによる通常の報酬を与えてくれる。それはそれで楽しい印象を残すのだが、結果的により強く残った印象としては、傷つきによる不快感の方だった。

 帰り道。電車の中で、僕は、次指名すべきは他ならぬあの子だと思った。
 僕の、‘反自我的’行為のために、未紀の存在が必要だと思ったのだ。
 反自我的行為とは、自我の傷つきから自由になるためのタパス、すなわち、必要悪としての負荷を自分にかけることである。と言っても、訓練で慣れて克服しようという意味ではない。そういう状況に無感覚になるということではない。むしろその逆で、自我が傷つく様子を、逃げることなく、つぶさに見て、通常は不可避と思えるその傷つきパターンから自由になった心の状態を、熱情をもって探るのである。
 キャバクラ大作戦。
 そう。これは、僕にとって、人生をかけての大いなるオペレーションだったのだ。


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